ときどき文化

 美術、音楽、ワークショップの感想など

わびの探究


先月、逸翁美術館(大阪)の展示「わびとサビとはどう違う?」を観に行ってきました。

逸翁美術館 チラシ

※会期は9月6日まででした

わびとサビの違いなど意識したことがありませんでしたが、
サビの方は、時間の経過が関係しているんですね。

古びて出る味わいがサビで、
わびの方は、古いとか新しいとかは関係ないのか。
まぁ、重なる部分も多いみたいです。

帰りに、阪急電車と「すみっコぐらし」のコラボ電車に出くわしました。

すみっコぐらし号

『すみっコぐらし号』

手前の方に写っているキャラクターは、まったりと温泉につかっているのかと思いきや、
ナベの中の液体は天ぷら油で、中に浸かっているのは大きい方がトンカツ、小さいのがエビフライらしいです。意外にシュールですね。


下は、車内ステッカーです。

すみっコぐらし ステッカー

部屋のすみっこで落ち着くすみっコたち。


ひょっとしてすみっコぐらしって、わびの精神を体現しているのでは・・と思い、ためしに背景を和風のものに変えてみました。

すみっコぐらし 和風



ジブリのアニメとかに出てきそうですね。



白黒にしてみたら、どうだろう。

すみっコぐらし 和風2

地味になった





やはり背景は茶室がいいかな。

人数を減らして、お茶を持たせて・・

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なかなか楽しそう。

お茶やダンゴをもつキャラクターは、阪急電車京都線に現れるもの。(2021年3月まで)

背景の茶室は、昨年(2019年)、大阪市立東洋陶磁美術館で開かれた『マリメッコ・スピリッツ』展で撮ったものです。


tokidokibunka.hatenablog.com


茶室とはいえ華やかですね。あまり、わびっぽくないですが‥ まぁいいか・・