ときどき文化

 美術、音楽、ワークショップの感想など

鎮守の森の白昼夢

前回の「未来の遊園地」に引き続き、チームラボの展示「下鴨神社 糺の森の光の祭」に行ってきました。

イベントが行われるのは夜ですが、明るい時間帯はこんな感じ。

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参道に置かれた巨大な卵が、ずっと昔からここに居たかのように自然に周囲になじんでいて、思わず足を止めて見入ってしまいます。


昼間はこのように素朴で可愛らしい卵たちですが、夜には豹変します。
 
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チームラボ「下鴨神社 糺の森の光の祭」 | インターネットミュージアム



完全に遊園地と化した境内の様子を見ていると、下鴨神社が神事でもないこのイベントに協力しているのはなかなか懐が深いというか太っ腹のように思われ、どういう経緯でこのイベントが実現し、神社側はどのような考えで協力しているのか、参道沿いでリアルタイムで映像を生み出し続けるのはどのようなしくみによるのか、光はLEDか、光の色には何か意味をもたせているのか(意味はないような気がする) などなど、後から思えば、あれも聞けばよかった、これも聞けばよかったと思うことばかり。

せっかく話を聞く機会を与えてもらったのに、見た目の派手さと会場の混雑ぶりに気をとられてまともな質問ひとつできず(しょうもない質問はした)、写真だけ撮って帰ってきてしまったことが悔やまれます。