ときどき文化

 美術、音楽、ワークショップの感想など

イリュージョン、鷹匠

また大阪城公園に行ってきました。この日のめあては、イリュージョンミュージアム(ミライザ大阪城 地下1F)です。

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ここで見られるのは、手品の歴史や小道具、タネ明かしのような映像資料や実演(イリュージョンショー)など。


ショーの客席は50席と芝居小屋のような雰囲気。かぶりつきの席を陣取り、目を皿のようにして鑑賞しましたが、当然タネを見破ることはできず・・カードや人体浮遊、人体切断などむかしからあるような手品でしたが、不思議やな・・ 


この日はJR大阪城公園駅で電車を降りてイリュージョンにたどり着くまでに、けっこう上手いバンド演奏、プロの大道芸など、数々のトラップに足止めされました。

とどめは鷹です。

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なにげなく柵にとまる鷹。右側奥に居るのは、ハヤブサです。

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哀愁のただよう背中‥ 何を思っているのか。

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羽をひろげた姿が、やはりカッコよろしいです。後ろに見えるのは青屋門。



鷹匠のおじさんが鷹を放し、近くの木にとまらせた後「うオ~イ!!」と、独特の呼び声で呼ぶと、鷹がものすごい低空飛行で戻ってきます。(見るのに集中しすぎて、写真は撮れず。)

現代の鷹匠さんには、害鳥駆除(追い払い)などの需要もあるのだとか。
なぜ大阪城に鷹を連れてきているのか、鷹って誰でも飼えるのか、いろいろナゾが沸き上がってきましたが、鷹匠は人間と話すよりも鷹と語る方が性にあっているのか、言葉少なな印象。でも、ええもん見せてもらいました。わきあがったナゾの数も、イリュージョン並みです。