禁断のケーキ
ざんげします。
外出自粛期間中にもかかわらず、不要不急の外食を・・
しかもケーキを、食してしまったことを。
さくらのケーキ
ええ、さくらの味がしました。ほのかな甘みのあるムースでした・・
言い訳するのではありませんが、このケーキは、自分で選んだのではないのです。
ランチを食べようと思ったら、店員さんに
「デザートセットにすると、かなりお得ですよ。ケーキの種類は選べないんですが」
と言われ、つい・・(うなだれる)
写真には写っていませんが、さくらのムースの中に、甘酸っぱいカシスのゼリーが入っていました。
下のタルト生地が、緑っぽいでしょう。これは、抹茶です。
タルト生地が抹茶味なんですよ。私、そんなタルト生地を見るのも食べるのも、生まれて初めてで・・。
さくらのムースと、抹茶のコンビネーション。・・期待と幸福感で、めまいがしました。
ムースだけで食べてもきっとおいしい、でもムースとタルト生地と、可能であれば下に敷かれているカスタードソースみたいなものもつけて、いちどに味わうのが正解だろうと・・
そこで、思い切ってざっくり下までフォークを入れました。
そして多めの量を口に入れて、ゆっくりと味わったのです。
さくらのムースのほのかな甘さ、カシスの甘酸っぱさ、抹茶のほろ苦さ。
それぞれが口の中でゆっくりとほどけ、溶け合い、・・
甘美な無限ループ・・
人として、だめになりそうでした・・。(うなだれる)
えっ、・・お店の名前? それは言えません。
3密になったら、困りますから。
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補足
・都心のお店は閉まっていたようですが、郊外では開いているお店もありました。
・なんとなく告白調になったのは、断捨離中に捨てようとしてつい読んでしまった「人間失格」のせいだと思います。
太宰治の作品は好きではないんですが、(特に人間失格は嫌いなはずなんですが、)「なんでやねん」「なんやねん、この人」とか言いながらつい読んでしまい、結局今も本棚にあります。断捨離、失敗。
自分が自分であること
なにげなくラジオをつけたところ、また面白い番組をやっていました。
思いがけない名言の宝庫で、思わず手を止めて聞き入ってしまった。
人は不安よりは、不幸を選ぶ
とか、ビックリしませんか・・
でも、考えてみると、そうだな、(ある程度)そうかも・・と。
人は意識ではなく、無意識に動かされている
とか(これはまぁ、わかる。)
いちばん響いたのが、
人間の唯一の義務は、自分が自分であること。
それ以外に義務はない。
という言葉。(デヴィッド・シーベリーという人の言葉)
自分が自分であることを難なく、当たり前のこととして実現できる人は幸運だと思う。
人によっては、自分が自分であろうとすることが、とんでもなく困難な道のりになることがある。
それでも、「人生を再構成して、幸せになっていかなきゃいけない。」・・というくだりに、希望を感じます。
● “不安”のしずめ方 (お話:加藤諦三)
合計4回(1回 60分)の放送です。とくに第1回と第2回の内容には、深くうなずいてしまいました。
「不安のしずめ方」について具体的な方法を聞かなくても、ああ、そういうことか・・と頭の中が整理されて、気持ちが前向きになれる感じがします。
お題「#おうち時間」
ボタンとリボン
お題「#おうち時間」
おうち時間の充実が叫ばれる今日この頃。
時流に乗り、手芸にチャレンジしました。
●キーホルダーを作ろう(自転車用)
〔用意するもの〕
・好きなボタン 適量
・好きなリボン 適量
〔作りかた〕
① リボンをワイヤーの輪に通して結ぶ。結び目がほどけないよう、縫ってとめる。
② ボタンを適当に配置して縫いつける。
③ できあがり。
リボンや模造パールの雰囲気が、実用本位のカギといまいち合っていない気はしますが、まぁそれはさておき。
キーホルダーになる前
あまり着なくなったカーディガンのボタンを使いました。
リボンも家にあったもの。
この活動のいいところは、表現の自由さ(好きなボタンやリボン、ヒモなどを使えばよい。ただし車輪に巻き込まれない形状で)、簡単さ(小学生のお子さんも作れるんじゃないかしら)、材料費の安さ(ほぼ0円)、完成したものを日々使えるという実用性 です。
こうして手作りしたキーホルダーなら、うっかりさんでも失くさないにちがいありません。
以上、レッツ手芸 でした。
ちらしの美
ちらしとかポスターの類が好きで、見に行った美術展や催しのちらしはだいたい保存しています。
さらに、見に行っていなくても、魅力的でどうしても手放せない、というちらしがけっこうあります。
●わざゼミ2010報告展(2011年、京都芸術センター)
わざあり。
●京都創成座第7回公演 邦楽アンサンブル(2012年、京都芸術センター)
原画は手書きだと思います。
四隅に配置された動物は、四神というのかな。
東は青龍(せいりゅう)、西は白虎(びゃっこ)、南は朱雀(すざく)、北は玄武(げんぶ)
●北宋汝窯青磁 考古発掘成果展(平成21年、大阪市立東洋陶磁美術館)
こんなデザイン、よく考えつくなぁ・・
東洋陶磁美術館の、青磁の展示ちらしです。
はりめぐらされたグレーの細い線は、漢字の輪郭線をデザインしたものだと思うんですが、青磁の貫入のようにも見えます。
(ちなみに ”汝窯” は、「じょうよう」と読むみたいです。)
こちらは舞台芸術の世界。
●舞台芸術の世界(2007年、京都国立近代美術館)
なんでか分からんけど、好きです。
芝居のちらしも。
●泉鏡花の天守物語/花組芝居(1997年)
イラストが良くてですね・・。(イラスト by 岡田嘉夫 )
B5サイズの、つるんとした紙です。
また、青磁っぽい色。(こういう色が好きなのか・・)
●etote(京都で学ぶ、ものづくり教室「え と て」)受講生募集
かわいいやんか~。
サイズもかわいく、A5です。
イラストは、セキユリヲさんかな。講師をされていたみたい。
↓ 裏面
●ジャン・コクトー展(2005年、大丸ミュージアムKOBE)
この展示は、観に行ったかもしれない・・ むかし過ぎて、記憶があいまいですが。
B5サイズです。
↓ 裏面
印刷向きの絵ですねぇ。
こちらは日本画ですが、近代的なのです。
●小林古径展(2005年、京都国立近代美術館)
絵がかわいい。『竹取物語』。
最後は、手前みそですが(勝手に)コラボしたちらしを。
●表面への意志(2006年、京都市美術館)
また、この色‥。よほど好きなんですね。(そう言えば、このブログの背景色も・・)
カッパはあとから貼り付けたもので、もとは青みがかった色の変化と質感だけを見せる、超クールなちらしです。
自作のカッパを白黒出力してキリバリしたところ、意外になじみました。意味不明な感じで、気に入っています。
片づけははかどらず、やはり気に入ったちらしはなかなか捨てられないということがわかりました。10年とか20年とか持っていて、今も手放せないので、たぶんずっと持っておくことになりそうです。
以上、すてきなちらし 保存版でした。
よい建築
少し前に出かけた 『TOOTH TOOTH maison 15th』
トゥーストゥース メゾン ジュウゴ (と読むらしい)
神戸市立博物館の裏手で、お茶できるお店です。(ランチやディナーもある)
アートな店内。
一杯数百円のティーで、えらい贅沢な気分にさせてもらいました。
店内で販売されている紅茶のパッケージも個性的。
お店の入っている建物(旧神戸居留地十五番館)、重要文化財だったんですね。
建物の外観(お店のホームページより)
右のほうに写っている建物は神戸市立博物館(の、裏側)。
美術鑑賞のおともにも、ぴったりです。
今はご多分にもれず、臨時休業中です。
一日も早い収束を・・(T_T)
www.toothtooth.com